ヘラクレスオオカブト

「ビバリアマルチパネルヒーター」で外国産カブト、クワガタ飼育!自作飼育ケース保温はできるか試してみた。

inaka

ヘラクレスオオカブト、冬の温度管理どうする問題

ヘラクレスオオカブトは南米のカブトムシ。

南米では最低気温10度をきるようなことはなく、最低気温が氷点下になることもある日本の冬を自然に生き延びることができません。

ヘラクレスオオカブトだけでなく、その他ほとんどの外国産カブトムシ、クワガタも温度管理が必要です。

夏場は保冷しないといけないし、冬場は保温してやらないといけません。

一部屋丸ごとエアコン管理したりワインセラーなどで温度管理できますが、室内で飼う必要があって家族の協力が必要になるし、何より購入、維持費用がそれなりにかかるので難しい…

スタイロフォーム自作飼育ケース+冷凍ペットボトルで夏はクリア

そこで安く仕上げ、また屋外倉庫でも飼えるように「スタイロフォーム」という発泡スチロール的な素材で飼育ケースを自作しました。

温度管理必須、外国産カブト・クワガタ飼育のための簡単、低コストな保冷・保温ケースの作り方外国産カブト、クワガタは温度管理が必須ですよ 外国産カブト、クワガタは温度管理が必須です。 例えばヘラクレスオオカブトは南米産で...

ガムテープ張りまくりの素人感満載の仕上がりですが(苦笑)

ちなみに夏はこれに毎日冷凍ペットボトルを投入することで乗り切ることに成功。

ヘラクレスオオカブト用保冷ケースの効果検証!冷凍ペットボトルで真夏を過ごせるか!?

冬はさすがに毎日カイロを投入して…という訳にはいかないので、暖房器具を使用してみることにしました。

ヘラクレス飼育ケース保温用暖房器具選び

早速商品選定です。

  • ケース内は高湿度のため、できれば防水
  • 幅900mm、奥行450mm、高さ900mmのケース全体を保温できる出力
  • 置くスペースはあまりないのでできるだけ小型
  • 外気温に合わせて温度調節可能
  • できれば既定温度に達した場合に自動で電源OFF(サーモスタット機能)

求める性能としては上記の感じ。

これらを大体満たすしてて最終的に絞られたのが

みどり商会 暖突」か「ビバリア マルチパネルヒーター」。

「暖突」はケース天井にねじ止めして、上から下に温める形。

一方「ビバリアマルチパネルヒーター」は床面に置いて下から上に温める。

待って、でも暖められた空気って上に向かっていくハズでは?

「暖突」商品説明では

暖突は特殊断熱材と技術的工夫で幅射効果を増大させ、熱量の約90%以上を下方へ放射させます。

って書いてあるけど・・

他の方の商品レビュー(爬虫類飼育用途がほとんどですが)でもケース下までは暖まりにくいという感想もあったり。

それからもう1点アウトな点としては温度調節ができない

一方「ビバリアマルチパネルヒーター」は温度調節機能あり

ただコチラは防水じゃない

サーモスタット機能もないけど、まあとりあえずやってみよう、ってことで「ビバリアマルチパネルヒーター」の一番消費電力の大きい45Wモデルに決定!

「ビバリアマルチパネルヒーター」を飼育ケースに設置

で早速到着。

ビバリアマルチパネルヒーター表

ビバリアマルチパネルヒーター裏

ビバリアマルチパネルヒーター裏

ビバリアマルチパネルヒーター横

パネルヒーターって名前の通りペラペラ。

説明書1

説明書1

「多湿になる場所、屋外では使用はしないでください。」を無視してやってみます。

※あくまで自己責任で!

説明書2

説明書2

さっき「サーモスタット機能はない」って書きましたけど、「発熱体表面温度が設定温度に達すると保温動作になりランプが消灯します」と説明書内に書いてるように、暖まりすぎ!の心配はなさそう。

説明書3

説明書3

「発泡スチロール箱の内部に設置して複数の小型飼育ケースを保温しないでください。」って、まさにそれをしようとしてるんだけど(汗)

理由が「飼育ケース内の結露、蒸れなどの原因に。」ということ、また「クワガタ虫の菌糸瓶の下に直接設置は避けて下さい」これらに気を付けます。

※何度も言いますが自己責任で!

電源コード

電源コードは約1.2mと短め

いったん空にした飼育ケースに設置してみます。

仮設置

仮設置してみた

温度計も

飼育ケースの設置予定位置に温度計

ぷらーんとぶら下がってる白いコードが温度計です。

このヒーターの上には直接飼育ケースを置かず、ラックの上に置くことにします。

果たしてこんな素人手作り感満載で隙間だらけのケースで保温できるのでしょうか!?

「ビバリアマルチパネルヒーター」の保温効果実験

設置ができたところでさっそく保温効果を試してみます。

スイッチON

スイッチON!!

温度調節はMAXにして設置後約5時間経過…

表面温度

表面温度は30度オーバー。

パネルヒーターに直接温度計を当てると30度越え。

ではケース内全体がどれほど暖まるのでしょうか、外気温に合わせて実験してみました。

外気温が約9度の時

まずパネルヒーター近くの温度。

外気温9度

なかなかの効果!

外気温9.5度に対しケース内温度22.0度

続いてケース上部。

上の方

ちょっと下がった

暗くて見えにくいけど、外気温9.3度に対しケース内温度20.2度

やはりケース下部に対して上部は若干温度は下がってしまうよう。

それども外気温が9度ぐらいであればケース内は20度ほどをキープできることが分かった。

外気温が約3度の時

3度台

効果はばつぐんだ!

外気温3.9度に対し17.1度

「ビバリアマルチパネルヒーター」保温効果実験考察

以上、ざっとした実験ではありましたが、一定の効果はあることが分かりました。

外気温に対して約10~13度ほど高い温度で保ってくれます

最低3.9度という外気温までテストしましたが、これ以上外気温が下がると外国産カブトやクワガタには正直厳しいかなという印象。

さらにサーモスタットがないので外気温に左右されてケース内温度も変化が大きくなります。

やはり少しでも大型を狙いたい、少しでもコンディションを整えたい、ってなるとエアコン管理なんでしょうねー。

ただ、我が家のように

  • 室内飼育は衛生上ダメ(もちろんエアコン管理も不可)
  • コスト的にもそこまでお金かけるのダメ
  • 産卵→成虫のために越冬させたい
  • もっといえばたくさん産卵させて、大型も産ませたい

こんな条件があるとどうしてもこの形に行きついてしまいます。

ただ、それでもお金をかけずに屋外で飼育することは(外国産カブトムシやクワガタが最低限生きられるレベルで)「ビバリアマルチパネルヒーター」により可能ということは分かりました。

今後より改良を加えて、ムシたちがより心地よく暮らせる環境を作りたいと思います!

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