ソロキャンプ用の木製(または竹製)ローテーブル10選。軽量じゃなくてもいいから高強度なものが欲しい。

目次
ソロキャンプ用の木製(または竹製)のローテーブルが欲しい
現在僕がソロキャンプで使ってるテーブルは、ホームセンターで買ったパイン材のDIYテーブル。
天板の素材であるパイン材(赤松集成材)に以前自宅用のハイテーブル自作した時に余ってたワトコオイル塗って、それなりの雰囲気は味わえる。

キャンプ用テーブルは他にはアルミ製のも持ってるんだけど、やっぱり木製の方が雰囲気は楽しめるし、経年劣化で思い出が刻まれていくようでそれはそれで楽しみの一つ。
今使ってるこのテーブルも木製でいいんだけど、やっぱりなんか物足りない。
「何が?」って言われると具体的には分からないんだけど、脚が折りたためないとか、サイズとか木目とか、色あいとか…?
まあ何かしら不満があるってことで、ソロキャンプ用途の木製(または竹製)テーブルを探してみました。
ローテーブルに希望する条件
まず僕がローテーブルに希望する条件を3つ。
- 天板は木製または竹製
- 丈夫であること
- ソロキャンプ用途だから小さめ
①天板は木製または竹製
これは今回の大前提。
②丈夫であること
テーブルの上に割といろんなもの(食器などはもちろん、カメラや本…など)を置くことがあるし、長年使用したい。
さらにキャンプで使わないときは自宅でノートパソコンや書類を置いてちょっとした仕事もしたいとかも。
その分重量が重いとか、天板が折りたためず持ち運びが大変でもOK。
というよりむしろ重い方がイイし、天板は2つ折りとか4つ折りだと折り目ができるのがイヤだから1枚物がベスト。
僕が行くソロキャンプは基本的にサイト近くまで車で入れる場所がほとんどで、まだまだライトユーザーですから。
③ソロキャンプ用途だから小さめ
大体幅900mm、奥行500mmまでぐらいのイメージですかね。
以上の条件をもとにいろんなメーカー探してみたところ、10種類ほどが候補に。
snow peak ワンアクションローテーブル竹 LV-100TR
- サイズ:W846×D496×H400mm
- 収納サイズ:W846×D248×H50mm
- 重量:5.5kg
- 材質:天板/竹集成材 スタンド/アルミ
- 天板2つ折り構造
- キャリングケース付き
言わずと知れたスノーピークのバンブー(竹)製テーブル。
W846mm×D496mmはソロ用としては少し大きめで、重量は5.5kgと重め。
ただその分、実物を触った感じではかなりしっかりしてて多少重たい物を置いたりしても大丈夫そう。
天板は半分に折りたたむことができて持ち運びはコンパクト×ケースもついてる。
最有力候補ではあったんだけど、2万円台後半と高すぎることと、天板の色合いが個人的な好みにはフィットせず。
THE NORTH FACE TNF キャンプテーブルスリム NN31901
- サイズ:W780×D450×H340mm
- 収納サイズ:W780×D450×H60mm
- 重量:5kg
- 材質:天板/竹集成材 スタンド/スチール、アルミ(レール部)
- キャリーバッグ付き
アウトドアウェアで有名なノースフェイス製の折りたたみローテーブル。
こちらも天板はバンブー製、キャリーバッグ付きで2万円台後半という点まで上記スノーピーク製と仕様的にはよく似てる。
ただ、サイズ感もW780×D450で重量5kgと若干スリムなイメージ。
個人的推しポイントとしては2点あって、天板が1枚である(折りたためない)ためスノーピークよりしっかりしている感があること。
そしてもう1点が天板の色合いがスノーピーク製よりすこし濃いめ?
かなり感覚的なものなのでアレですけど、これらはかなり大きなポイント。高額だけど最有力候補のテーブルの1つ。
Helinox テーブルワン ソリッドトップ
- サイズ:W570×D400×H380mm
- 収納サイズ:W430×D110×H130mm
- 重量:約2kg?
- 材質:天板/樹脂 スタンド/アルミ
- 収納袋付き
続いても有名どころ、ヘリノックスのテーブルワン ソリッドトップ。
これは使ってる人もよく見る人気商品ですが、一番の特徴としては天板とフレームの組み合わせを自由に選べること。
さらにメッシュポケットを追加できたりオプションも豊富で、約2kgと軽量であることも強みですね。
そもそも天板は木製でも竹製でもない樹脂製なので今回の企画的には論外ではあるんですが、天板をソリッドトップ×ウォールナットまたはクラシックウォールナットを選択すれば木製テーブル感は味わえます。
ただ、素材以上に個人的には丈夫さが足りない。
軽量で持ち運びや組み立てが楽なのはイイことなんですが、少しの力でもグラつくほどで上記スノーピークやノースフェイス製の物と比べると安定感はかなり劣る。
ディスってますがあくまで今回の僕が希望する条件に合わない。というだけであって、すごいイイ商品だと思う。
Coleman フォールディングリビングテーブル 90
- サイズ:W900×D700×H700/410mm
- 収納サイズ:W900×D360×H90mm
- 重量:約4.5kg
- 材質:天板/メラミン樹脂、ポリプロピレン フレーム/アルミ
- 天板2つ折り構造
- 収納ケース付き
言わずと知れたコールマン、小型のアウトドアショップやホームセンターでもよく見る商品。
ただサイズが奥行700mmとソロ用ではないし、素材も木製や竹製でもない。
なぜ候補に挙げたのかは自分でもよくわからないけど、天板の色がイイ感じだったからでしょう。
あとは約1万円と割と安価であるし、ファミリーや大人数でのBBQ用途などならアリかなー、と。
LOGOS アイアンウッドアダプトテーブル
- サイズ:W590×D300×H285mm
- 収納サイズ:W580×D90×H160mm
- 重量:約4.1kg
- 材質:天板/木材 フレーム/スチール
- 収納バッグ付き
ロゴスのローテーブル、どちらかというとサイドテーブル的な位置づけ。
連結できたり、同ロゴス製囲炉裏テーブルと組み合わせることでテーブル化したりできる。
連結などせず単品で使えば、ソロ用途としてはサイズ感はイイ感じ。
木材の濃いめの色合いも個人的に好みで有力候補。
しかしフレームやサイドバーがスチール製でブラック塗装、少しゴツく主張が強い感がしてもうひとつ…(その分安定感があればOKか)
Hilander バンブー4つ折りテーブル
- サイズ:W1000×D596×H450/500/550mm
- 収納サイズ:W1000×D155×H105mm
- 重量:約8.4kg
- 材質:天板/竹 フレーム/アルミ
- 天板4つ折り構造
- 収納バッグ付き
ハイランダーの高さが3段階で調節可能な竹製ローテーブル。
サイズが幅1000mm×奥行約600mm、重量約8.4kgとソロ用途としてはデカ過ぎる。
1万円少々という金額はGood、ですが天板が4つに折りたためるということで可動部が多い分安定感には劣りそう。
CHAMS バンブーテーブル100
- サイズ:W1000×D700×H480/580/700mm
- 収納サイズ:W1000×H350mm
- 重量:約10kg
- 耐荷重:約30kg
- 材質:天板/天然竹集成材 フレーム/アルミ
- 天板2つ折り構造
- ポリエステル収納ケース付き
チャムスの2つ折りできる竹製テーブル。
こちらもサイズ感は幅1000mmとソロキャンプ用にはデカいけど、480、580、700mmと3段階に高さを調節できて、ロースタイル以外にも使える。
耐荷重も30kgと公表されていて丈夫そうなんだけど、店舗で実物みた感想としては高さを上げるとそこまで剛性感は感じられなかった。
やっぱり高さ調節可能で脚の可動部が多い分、弱いのかな…
KingCamp アウトドア テーブル
- サイズ:W600×D400×H270/400mm
- 収納サイズ:W400×D140×H120mm
- 重量:約3.2kg
- 耐荷重:約30kg
- 材質:天板/竹 フレーム/アルミ
- 天板4つ折り構造
- 収納ケース付き
キングキャンプの竹製ローテーブル。
ほかにもW1000×D650mmやW650×D500mmなどのラインアップもあるけど、ロースタイル対応はこちらのW600×D400mmのモデル。
脚の高さは2段階調節可能、天板は4つ折りでコンパクトに収納可能。
重量も3.2kgと比較的軽めながら耐荷重は30kg。
さらに金額は1万円以内とスペック的にはイイ感じ。
個人的には天板4つ折りでなく1枚物なら即買いレベルなんですが…
FIELDOOR バンブーテーブル60/40
バンブーテーブル60
- サイズ:W600×D600×H270~400mm
- 収納サイズ:W600×D110×H180mm
- 重量:約4.5kg
- 耐荷重:約50kg
- 材質:天板/竹 フレーム/アルミ
- 天板4つ折り構造
- 収納バッグ付き
バンブーテーブル40
- サイズ:W400×D600×H270~400mm
- 収納サイズ:W400×D110×H180mm
- 重量:約3.2kg
- 耐荷重:約50kg
- 材質:天板/竹 フレーム/アルミ
- 天板4つ折り構造
- 収納バッグ付き
フィールドアの竹製テーブルでローテーブルは60と40のサイズ展開。
上記以外にも120や100などの別サイズのラインアップもあり、高さ最短460mmなのでローチェアと組み合わせるならこれらもアリかも。
その他のスペックもなかなか優秀で、耐荷重50kgは公表されてる数値としては最強。
あとは高さがH270~400mmの範囲であれば無段階調節可能というのも、人によってフィットする高さって異なると思うので地味ながらミソなのでは。
4つ折り構造だけ目を瞑れば1万円以下という金額も合わせて最有力候補のひとつ。
UNIFLAME UFローテーブル900
- サイズ:W900×D550×H370mm
- 収納サイズ:W900×D275×H95mm
- 重量:約5.3kg
- 耐荷重:30kg
- 材質:天板/シナベニヤ合板12mm フレーム/アルミ
- 天板2つ折り構造
- 収納ケース付き
ユニフレームのローテーブル。
サイズ感はピッタリ、耐荷重30kgというのもアウトドアショップでも現物確認したところなかなか丈夫そう。
スペック的には問題ないけど、2万円オーバーという金額と、個人的にはシナベニヤ合板の天板の雰囲気があまり好きになれなかった…
まとめ
以上10種類のテーブルを見てきました。
で、改めて冒頭で言ってた条件にあてはめてそれぞれ最強モデルを選んでみた。
- 天板は木製または竹製
- 丈夫であること
- ソロキャンプ用途だから小さめ
①天板は木製または竹製
これは「Coleman フォールディングリビングテーブル 90」と「Helinox テーブルワン ソリッドトップ」以外すべてOK。
②丈夫であること
公表されてる耐荷重でいうと「FIELDOOR バンブーテーブル60/40」が50kgと最強だけど、天板が1枚物×脚も固定式で可動域が少ない分丈夫では、という点では「THE NORTH FACE TNF キャンプテーブルスリム NN31901」。
重量は「CHAMS バンブーテーブル100」が約10kgともっともヘビー級ですが実物触った感じでの丈夫さはそこまでない。
③ソロキャンプ用途だから小さめ
もっとも小型は「LOGOS アイアンウッドアダプトテーブル」のW590×D300mm。
次が「KingCamp アウトドア テーブル」や「FIELDOOR バンブーテーブル40」がW600×D400mm。(ヘリノックスはすでに除外)
ギリギリOKラインで「THE NORTH FACE TNF キャンプテーブルスリム NN31901」W780×D450mm。
天板サイズはこの辺が使い勝手よさそうなんだけど、実は重要なのは高さ。
これは人それぞれ身長や体重によって異なるだろうけど、個人的にいろいろ現物を試したところ「THE NORTH FACE TNF キャンプテーブルスリム NN31901」の340mmがもっともフィット感があった。
この高さにできるのは、他には「FIELDOOR バンブーテーブル40」でH270~400mmの間で無段階調節可能。
- THE NORTH FACE TNF キャンプテーブルスリム NN31901
- FIELDOOR バンブーテーブル40
以上からローテーブル個人的最強モデルは「THE NORTH FACE TNF キャンプテーブルスリム NN31901」、次いで「FIELDOOR バンブーテーブル40」。
「THE NORTH FACE TNF キャンプテーブルスリム NN31901」は天板1枚もの、脚が固定式でかなりしっかりしてる、さらにその高さが個人的にピッタリという3連コンボが最強すぎる。
ただ問題は2万円オーバーの価格。
次いで「FIELDOOR バンブーテーブル40」は無段階の高さ調節できる点も含めたサイズ感や耐荷重50kg、といった公表されてるスペック的にはOK。
まだ現物見てないので実際の強度は分からないけど、何より1万円以下の金額が強力。
ということでローテーブルはどちらかを購入しようかと。(本当は両方欲しい!!)
また実際に購入したらレビューしてみたいと思います。
おわり。